初音ミク Project DIVA Future Tone DX/MEGA39's+対応ミニアケコン「PEGA GAME P4016」レビュー

初音ミク Project DIVA Future Tone DX/MEGA39's+対応ミニアケコン「PEGA GAME P4016」を購入したので、実際の使い勝手についてレビューしていきます。

付属品


以下のものが付属されています。




    • 説明書

    • TypeC to TypeAケーブル


外観


大きさは公式のアーケードコントローラの2分の1ほどのサイズ感で、重さは5分の1程度です。



ゲーム機やPCに接続すると、ボタンやスライダーが光ります。



ボタンは押すと消灯し、スライダーは指の動きに合わせて光ります。




Switch用のミニコントローラ同様、スタンドがありますがSwitchには非対応でスマホの充電のみ可能です。



対応機種


販売サイトでは、PS4の「初音ミク Project DIVA Future Tone DX」のみ対応と謳っていますが、Steamの「初音ミク Project DIVA MEGA39's+」でも「Steam入力」が有効になっていれば使用可能です。


また、PS4用コントローラをSwitch用に変換するアダプターを利用すれば、Switchの「初音ミク Project DIVA MEGA39's」での使用も可能です。


PC/PS4へ接続する方法


PC/PS4へ接続する方法です。PCに接続する場合は事前に設定変更が必要です。


コントローラの接続方法


1.切り替えスイッチを「ARCADE」に変更します。この操作を行うことで、DIVAアーケードのようにスライダーを操作することが可能です。



2.コントローラをPC/PS4に接続します。


3.ペアリングが始まるので終わるまで待ちます。ボタンやスライダーが光らなくなったらペアリング完了です。


PCの設定変更


初回接続のみPC側の設定変更が必要です。


PCの設定確認


コントローラを接続する前に、PCの設定を確認します。


1.「タスクトレイ」のスピーカーアイコンを右クリック、「サウンドの設定」を開きます。



2. 「出力」と「入力」デバイス名を控えます。



PCの設定変更


PCの設定変更を行います。手順1~3に関してはコントローラの接続ポートが変わった場合は再度行う必要があります。


1.PCにコントローラを接続します。


2.「タスクトレイ」のスピーカーアイコンを右クリックし、「サウンドの設定」を開きます。



3.「出力」と「入力」を元に戻します。



4.Steamのライブラリから「初音ミク Project DIVA MEGA39's」を開きます。



5.「コントローラ設定を表示」を開きます。



6.「Steam入力を有効にする」をクリックします。



DIVAの専用コントローラ設定を無効化する


公式アケコンを使用した事がある方は以下の設定を行い、通常のコントローラとして認識させます。


1.ゲーム内メニューを開きます



2.「カスタマイズ」を開きます。



3. 「ゲーム・操作設定」を開きます。



4. 「アーケードコントローラー設定」を選択します。



5.「アーケードコントローラー」をオフにします。



実際に使用した感想


ボタンの押し心地/音量


ボタンの押下圧はDIVAアーケードの物に比べると明らかに軽いです。ストロークは深めですが、半分くらいまで押せば反応します。


ボタンが戻りは、DIVAアーケード物と比べる遅い気がするので連打が要求される譜面はやりづらいです。


ボタンを押したときの音量は、メカニカルキーボードでエンターキーを強く押した様な音で割と音が響きます。ただ、壁越しに音が響くほどではないので賃貸でも問題なく使えるかと思います。


スライダの使いやすさ


スライダーの反応や滑りは、DIVAアーケードの物と遜色がないレベルです。また、DIVAアーケードの物と同様薄手の手袋程度なら問題なく反応します。


ただ、スライダーの長さがDIVAアーケードの2分の1程度で、「アマツキツネ」のExtreme冒頭に出てくるような長めのスライダーは捌きづらいです。


使用しているボタン/スタンドの仕様について


実際に分解してみて、スタンドの配線とボタン周りがどうなっているのか確認してみました。


スタンドの仕様


スタンドへの配線は、電源用の配線のみされておりデータ通信には非対応なことがわかります。



そのため、スタンドへ機器を接続してもコントローラーとしては使えません。


ボタンの仕様


ボタンの裏にはバネが取付られており、スイッチはキーボード用のものが使われています。



スイッチを調べてみたところ、HUANOの白軸が使われているようです。スイッチの仕様は、押下圧が65gで反応点が2mmでした。


まとめ


物理的な大きさによるスライダー操作のしづらさや、ボタンの戻りが少し悪いという問題点はありますが、値段が4000円程度と公式アケコンの10分の1程度の値段を考えれば妥当かなと思います。


スコアを詰めるたり、Extremeの譜面をプレイするのは向いてないですが、気軽に使う程度であれば全く問題はないと思います。


重量やサイズ感は公式アケコンと比較して、重量は5分の1程度で大きさは2分の1程度と軽量コンパクトなので、気軽に持ち運べるサイズ感なので、持ち歩いて出先にプレイするのもありだと思います。


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