ViewSonic製のカラーマネジメントモニターで「Colorbration+」使用した際、ハードウェアキャリブレーションできない場合の対処方法について紹介していきます。
症状
起動時またはキャリブレーション時に「The colorimeter is not found.」と表示される

キャリブレータが認識されていない場合に表示されます。
以下の事項を確認してください。
キャリブレータが対応機種か
使用しているキャリブレータが、以下の対応機種が確認してみてください。
- X-Rite i1 Display Pro
- X-Rite i1 Studio
X-Rite i1 ColorMunki Photo - X-Rite i1 ColorMunki Design
- X-Rite i1 Pro 2
- Datacolor Spyder X
- Datacolor Spyder 5 (Windowsのみ対応)
キャリブレーターが対応機種の場合
キャリブレーターが正常に認識されていない可能性があります。
以下の確認事項を実施してみてください。
- USBポートを指し直すと認識するか
- 別のUSBポートで認識するか
- USBハブ、延長ケーブル、変換アダプタを使用している場合、直接USBポートを差し込んで認識するか。
- 再起動後に認識するか
- 別のPCで認識するか
選択したモニターがキャリブレーションができない

モニター選択画面で×マークが表示されている場合、正常にモニターが認識されていない可能性があります。
以下の確認事項を実施してみてください。
- 映像出力ケーブル(HDMI/DisplayPort/D-subケーブル)を指し直してみる。
- 映像出力ケーブルを別のものに交換する。
- 一度モニターの電源ケーブルを抜き、10分ほど放置したら電源を入れ直す。
- 変換アダプターやセレクタを使用している場合、直接映像出力ケーブルを差し込む。※
- PCの再起動後に認識するか
※一度キャリブレーションに成功した場合、セレクターや変換アダプター経由でも認識する場合あり。
キャリブレーション後の色がおかしい
以下の確認事項を実施してみてください。
- 「Colorbration+」を最新版に更新する。
- 「Colorbration+」が最新版の場合は、古いバージョンをインストールする。
- ソフトウェアキャリブレーションで、正常にキャリブレーションができるか確認する。
- 別のPCで正常にキャリブレーションが行える確認する。
症状が改善されない場合
故障の可能性があります。ViewSonicやキャリブレータの製造メーカに問い合わせてください。